ポイント操作 of 和白交通局

30. ポイント操作

通常路面電車のポイント切り替えは、トロリーコンタクター(通称:トロコン)を用いて行います。トロコンとは架線に設けられたセンサーの事で、電車が通過した際、パンタグラフがトロコンに当たり、スイッチを動かしています。広電ではトロコン操作の他に、ARC装置という機器も使用しています。ここでは両機器のポイント切替法について解説します。

トロリーコンタクター切替の場合
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左:架線に設置されたトロリーコンタクター装置
右:土橋電停にて。西広島方面と、江波方面で停車位置が異なる。

土橋電停を例に説明します。まず電車が広島駅方面からやって来ました。
西広島方面に行きたい電車は、トロコン1→トロコン2を通過し停車します。するとポイントは西広島方面に切り替わります。トロコン1・2を連続で通過することでポイントを切り替える指令を与えます。トロコン3は切替指示をリセットするために取り付けられています。
江波方面に行きたい電車は、トロコン1を通過し、トロコン2を触れずに停車します。するとポイントは江波方面に切り替わります。右上の写真では、電車の停車位置が線路に書いてあるのを見ることができます。

ARC装置(自動進路制御装置)切替の場合
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左:車体に取り付けられたIDプレート
右:電停に設置された読出アンテナ(紙屋町東)

紙屋町交差点・十日市町交差点・皆実町六丁目交差点では、本数がとても多いため、トロコン操作では限界があります。この3つの交差点ではARC装置(自動進路制御装置)が設置されています。これは電車のドア上に設置されたIDプレートを読み取る事により、ポイントを自動的に切り替えるという仕組みです。 IDプレートには系統情報が設定されていて、それを電停に設置された読出アンテナがデータを受信をしています。このシステムは2001年より使用されています。本数が多い広島電鉄ならではの装置です。

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