軽快電車3500形 of 和白交通局

7. 軽快電車3500形

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3500形は他車両とは異なった経歴を持っています。80年代斜陽化しかけていた路面電車の復権を目指して作られた車両で、日本船舶振興会の援助で、製造メーカーなど8社が協同で開発しました。今までの路面電車とは違う洗練されたデザインから、「軽快電車」と呼ばれました。1980年より広電で走行試験が始まりました。本来2両編成で設計されていましたが、広電は輸送力確保のため3両化を要望しました。しかしすでに回路の手直しが出来ない段階まで進んでいたため、やむを得ず2両の性能のまま中間車1両を増結しました。その結果、加速性能が悪くなりました。また様々なトラブルも多いようで、主に予備的な役回りに徹していて、近年では宮島線でのラッシュ時運用が中心となりました。いつも運転している訳ではないので、乗れたら超ラッキーです。大成功とは言えない結果となってしまいましたが、後の路面電車開発に大きな影響を与えた画期的な車両です。

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